《新築の方必見》新築外構工事の進め方マップ

外構工事

こんにちは!外構工事の営業、設計、現場管理をしているおーさんです!

新築って色々決めることがあって大変ですよね。

そんな中でも外構だって色々決めて行かなければ成らなくて苦労している方いませんか?

この記事では一連の新築外構工事の進め方が分かるよう、基本的な流れをご紹介したいと思います。

予算計画

ここが一番大事になってくるかもしれません。

選ぶ会社にもよって金額は違うかもしれませんが、希望する内容や商材によって金額は大きくも小さくもなります。オーダーメイドの新築外構工事に決まった下限と上限は特にありません。

最大でもここまでしかださん!という強靭なメンタリティーが必要になります。(笑)

何故なら今後調べていく内に魅力的な商品やデザイン、施工事例を知っていくとあれもこれもやりたいというマインドになり、どんどん予算は上がってしまいます。

なのでこの段階ではやりたいことの優先順位を話し合って置くことが良いと思います。例えば

駐車場は絶対に土間コンクリートしたい! 

それとも

安く収めたいから駐車場は砂利でも良い!

など絶対に採用したい事と、採用はしたいけど絶対では無い事があると思います。

ちなみに僕の場合はカーポートが出来れば欲しかったのですが、その分の費用で1本でも植栽が多い方が良い!って事で新築の際カーポートは見送りました。

外構工事を計画する時期

新築外構工事の計画する時期はいつ頃が良いでしょうか。

僕の中ではこれといった正解があるとは思いません。

打ち合わせや商談に係る時間も人それぞれです。

平均すると2~3ヶ月といった体感はありますが、時折中断も挟みながらも1年以上打ち合わせを重ねたお客様も居ます。

但しそれれぞれの時期で良し悪しがあるとは思います。

住宅と同時に計画する場合

新築外構工事の計画を始める時期については住宅と同時に計画出来れば本来ベストだと思います。

何故なら本来は家と庭はセットで考えるべきであるからです。

もし住宅の打ち合わせ中に外構計画も考えられるなら、それによって住宅の計画にも影響していきます。

玄関やリビングの位置、中庭を作るなど間取り。家の地盤高や建物の配置。

など、外構と関連するこどが多岐にある為です。

なんならこういう庭を造りたいからこんな家にしようという庭から家を考える発想も有りだと思います。

僕の場合は住宅会社を何社か検討した際、玄関の位置が気に入った間取りは決めての一つでした。それは我が家の敷地条件だと、外構のアプローチや駐車場の位置に大きく影響する為です。

住宅の打ち合わせが終わった頃に計画する場合

大体の方がこの時期に外構の計画に入ると思います。

初めに書いた住宅と同時では一緒に決める事が増え、かなりの労力を要します。

住宅の打ち合わせ後であれば

住宅は決まっている為、外構計画もスムーズに打ち合わせが進めれます。

やはりこの進め方が一般的で時間もかからない王道な進め方かと思います。

引き渡し入居後に計画する場合

引き渡し後すぐに外構工事を着手する為には、引き渡しの日にちより前には外構の契約をして置かなくてはなりません。引き渡し日は決まっている為、のんびり打ち合わせをしていると意外と早く引き渡し日はやってきてしまいます。

引き渡し後であれば焦らずじっくりと外構プランや業者の選定ができます。

もっと言えば1年新築に住んでから計画を始める。何て事はいかがでしょうか。

1年住んで四季を過ごすと色んな事に気づくと思います。

「意外とここは人通りがあって視線が気になるな~」=目隠しフェンス、ブロック塀、植栽の検討。

「意外と収納が少なくて困ったな~」=物置の検討。

「洗濯を毎回2階に持っていくの辛いな~」=サンルームやテラスの検討。

などなど1年住むと色んな不便を感じ、外構工事で解消できる出来る可能性があります。

こういった事は住む前では中々気づくことが出来ません。

依頼する会社の選定

新築外構工事は様々な会社がやっています。正直沢山ありすぎてどこに相談したら良いか難しいです。ただそれぞれ会社には特徴があります。会社によって得意な事、不得意な事があります。

下記に記載する会社は一般的な特徴になります。実際とは異なる事もあると思いますのでご了承下さい。

住宅会社(住宅メーカー、工務店)】

メリット:住宅の計画と(間取りや地盤高さなど)同時に計画ができます。

デメリット:ただし住宅会社はあくまで住宅を売るのがメインの為、あまり外構は力を入れていなかったり、詳しくなかったり、中間マージンがあってそもそも値段が高いなんて事もあります。

外構工事専門会社

メリット:デザイン力や商品知識が有り、新商品や流行りの事などもいち早く情報を入れています。

デメリット:デザイン力は会社や担当者によっても様々。デザインが自分の好みや相性に合わない場合も有ります。価格はデザインに力を入れていれば入れている会社ほど高い傾向です。図面も有料だったりします。植栽や照明などトータル含めたデザインが最大の売りだからです。

造園会社

メリット:圧倒的な植栽知識。工事後植栽の手入れも安心。庭木や下草の種類、場所など細かいところまで外構工事と同時に打ち合わせができます。このデザインの外構にはこの植栽が合う!などがやっぱりあります。

デメリット:そもそも外構工事はできなかったり、商品知識があまり無い事があります。特にアルミ商品(アルミフェンス、アルミテラス、ガーデンルームなど)は詳しく無い事が多いです。

ホームセンター

メリット:大規模な店舗展開が可能にしている商品力。コスパの良いオリジナル商品などがあります。広告やチラシ、展示場も含めた魅力的な売り場作りなど、メインは小売業の為商品販売が得意です。会社は倒産する確率が低い為、後々のアフターや二期工事、リフォームも頼みやすいです。

デメリット:あくまで小売業がメインの為、外構工事は沢山ある売り場の中の一つです。売り場の人員は少なく外構に関する社員教育も行き届いていない場合があります。特に工事知識などは弱いところがあります。

地元の外構職人

メリット:地元で長い付き合いができる良い職人が見つかれば最高です。大きい会社では断られるような事も引き受けてくれたり、価格も工事に関係する中間マージンは一切無いため金額は安く済みます。

デメリット:職人は工事をする事が本職です。打ち合わせをしたりプランやデザインを考えたりする事は本職ではないです。あまり凝っデザインを希望する場合は敬遠されるかもしれません。また商品価格は高くなりがちかもしれません。メリットであるはずの工事価格も安く見積してくれる保証はありません。価格は本人次第。クレームを言いづらかったり、地元の付き合いがある場合だと色々と面倒な事もあります。

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